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脚がつる
=こむら返り=

『こむら返り』とは

 

不意に襲ってくる『こむら返り』、その痛さに思わず歯を食いしばった経験、一度や二度ではないと思います。『こむら返り』は専門的には『腓腹筋痙攣』と呼ばれているもので、ふくらはぎの腓腹筋や神経が異常緊張を起こし、筋肉が収縮したまま弛緩しない状態になり、激痛を伴う症状です。立ち仕事の多い人やお年寄りにに比較的多く見られます。

原因

下腿静脈のうっ血、腓腹筋の過労、血中水分の欠如や電解質のアンバランス等々が上げられ、筋肉への酸素供給の不足と老廃物の排除が不十分となり筋肉の痙攣が起きるものです。したがって、スポーツや立ち仕事等の疲労、あるいは寒冷などが、この『こむら返り』を起こす大きな要因になります。
 夜、眠っているときに起こす『こむら返り』は疲労した筋肉が、動かさないことから徐々に冷えて行き起こるモノで、その典型かもしれません。

予防と治療

◆スポーツ等の直後

 先ず筋肉の疲労を取ることが大切です。血行を良くする意味からスポーツマッサージや指圧を早めに行い、スポーツドリンク等で水分の補給をしてください。

◆時々起きる場合

 慢性的な筋肉疲労等が考えられます。そうした場合には、ハリ治療を行うと良いでしょう。ハリ治療独特の調整作用等で血行を良くし筋肉中に溜まった乳酸等老廃物の除去を早めますので、良い効果が得られる事と思います。また同時に電解質バランスも考え、野菜やカルシウム等の摂取も心掛けると良いでしょう。
 なお、慢性的に『こむら返り』を多発する場合は、糖尿病や内臓の疾患等が原因ということもあります。こうした人は必ず医師の診断を受けてください。

こむら返りに効果的なツボ


スポーツの後や足が疲れたときなどに、
行うと良いでしょう。
●殷門(いんもん)、ふげき、承山(しょうざん)
●条口(じょうこう)、陽陵泉(ようりょうせん)
2〜3回軽く押してください。

 

   

起こったときの処置

図のように、足の親指を引っ張るようにし、ふくらはぎを伸ばします。
同時に承山穴の指圧を加えると更に効果的です。
その後は安静にしておいてください。
 また手軽の使える円皮針(セイリンのPIONEX)などを痙攣し堅くなった筋肉の部分に貼ると、より効果的です。常備しておくと良いと思います。

(文責 井手 哲夫)
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