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●使用針について

 当ホームページ掲載の全治療施設では、ディスポ針(使い捨ての針)を使用することを義務化しています。そして使用器具類についても衛生面等に充分配慮しております。したがって針等からの感染の心配は一切ありません。今後も安心して治療をお受けください。

●お風呂やスポーツ

 ハリ治療は、ツボを通じて身体に一定の刺激(負荷)を加える治療法です。したがって治療後は、多少身体に負担がかかっています。入浴やスポーツも、やはり身体に負担がかかりますので、おおむね2時間をメドに、その後行ってください。
  ハリ治療にあまり慣れていない方は、治療後に少し休憩を取られる事をお勧めします。

●治療後のだるさ・倦怠感

 ハリ治療を受けた後、数時間から2日後までの間に、全身がだるくなったり、症状によってはさらに悪化したような感じになることがあります。これはハリ治療にまだ慣れていない人が起こしやすい現象で、瞑眩(めんげん)と呼ばれています。ハリ治療がより効果を発揮するための一つの過程です。特に心配することはありません。その時期が過ぎると、症状が段々楽になってきます。もし、必要以上に負担となるだるさを感じるようでしたら、次回の治療前にその状況をお話し下さい。刺激の量を調整いたします。

●治療間隔及び回数

 一般的に(中国式)ハリ治療の効力は、3日程度持続するといわれます。個々のケースによって異なりますが、週に2回程度の治療が理想的なものと考えられます。一般的には週1回のペースで行われます。

●治療に必要な期間

 症状や個々のケースによって異なりますが、発症からの経過が長ければ長いほど時間がかかるとお考え下さい。
 治療は、少なくとも症状が完全に治まるまで、一定の間隔でお続けになる事をお勧めします。中途半端な形で『また痛くなったら』といった治療の仕方は、症状の繰り返し、あるいは症状を次の一歩へと進めてしまう結果になってしまいます。ご注意下さい。

(文責 井手 哲夫)
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